事業の後継者に財産を与えたい場合

  • 例えば、事業の後継者に財産を与えたい場合など、

遺言書を作成しても

遺留分の規定により、

法定相続分の半分などの減殺請求をされます。

したがって後継者は事業を引き継ごうとしても

思うとおりに財産を取得できず

後継者が会社の議決権を50%超 取得できない場合などは

他の、相続人が株式を取得した場合

早期に買い戻さないと

会社運営に支障が出る場合があります。

その場合には生命保険を活用します

自身を被保険者、受取人を後継者とする

ことにより、

自身の死亡時の生命保険金は

原則として後継者の固有財産となり

原則として遺産分割の対象とならず

他の相続人からの訴えがない場合、

後継者が固有に取得することになります。

また、死亡保険金には

生命保険金の非課税枠も

使えますので、相続税の節税になる場合があります。

例えば現預金を2億円持っていれば

遺言書で全部取得させると書いてあっても

遺留分減殺請求の対象となり

例えば遺留分が1/4であったなら

5000万円を減殺請求で支払わなければなりません。が

その現預金2億円を生命保険金に変えておけば

2億円を特定の受取人が取得できる場合があります。

その資金を使い、

相続に伴い被相続人の持ち株が

相続人の共有財産となった場合でも

他の相続人が持っている

株式の買い取り資金に

充てることができます。

会社経営を円滑にするため

早期に50%超、できれば2/3

の議決権を確保することは、

非常に大切です。

事業承継、法人税顧問税理士も

相続税、法人税に詳しい

堤税理士会計事務所にお任せ下さい

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048(648)9380

遺言書を作成する場合

相続人の遺留分を侵害してしまうと 、

相続人の間で争いが起きることが多いように感じます

遺留分に留意した遺言書を残したり、

生命保険を活用したりしてなるべく、争いを避けるようにしたいものです。

また 、遺言書の最後に必ず付言事項を付け加え

財産の取得が多い者に対するその理由 (事業継承の必要性など)

特に財産の取得が少ない家族に対する感謝の気持ちや愛情を表現することも

重要だと思われます

また遺言執行者を遺言書に必ず規定しておくことが

円滑な遺言執行にあたり重要です

包括遺贈と相続放棄

受遺者は

特定遺贈について

遺言者の死亡後いつでも

その放棄ができるが

包括受遺者は

相続人の相続放棄の場合

と同じように

相続開始後3か月以内に家庭裁判所

に相続放棄の手続きを行うことが

必要です。

遺留分 遺贈

遺留分とは、

民法上、相続人が当然取得できるものとして

保障されている最少限度の財産をいいます

遺留分減殺請求

遺言によって遺留分を

侵害された法定相続人が、

遺留分減殺請求を行った場合には、

その部分についての

遺言の効力は失われます。

遺留分権利者

となることができる相続人は、

直系卑属、

直系尊属

配偶者に限られ、

兄弟姉妹には、

遺留分がありません。

遺留分の割合

①相続人が直系尊属だけである場合

……被相続人の財産の1/3

②相続人が直系卑属だけである場合、

……被相続人の財産の 1/2

配偶者だけである場合

……被相続人の財産の 1/2

(配偶者と兄弟姉妹の場合を含みます。)、

直系卑属と配偶者の場合

……被相続人の財産の 1/2

直系尊属と配偶者の場合

……被相続人の財産の 1/2

(各相続人の遺留分は

相続分に応じて算定されます。)
遺留分権利者

及びその承継人は、

遺留分を保全するのに必要な限度で、

遺贈及び贈与の減殺を請求することができる。

 

遺贈とは、

被相続人の遺言によって

その財産を移転することをいいます。

贈与者が亡くなることによって効力を生じる贈与

(死因贈与)については、

相続税法上、遺贈として取り扱われます。

2 包括遺贈と特定遺贈

遺贈には、包括遺贈と特定遺贈とがあります

死因贈与とは、

贈与者の死亡によって効力を生ずる贈与をいいます

相続税法では死因贈与も遺贈に含めて規定し、相続税が課税され

ます。

遺留分 民法の規定

民法の規定

(遺留分の帰属及びその割合)

第千二十八条  兄弟姉妹以外の相続人は、遺留分として、次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める割合に相当する額を受ける。
一  直系尊属のみが相続人である場合 被相続人の財産の三分の一

二  前号に掲げる場合以外の場合 被相続人の財産の二分の一

(遺留分の算定)

第千二十九条  遺留分は、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額にその贈与した財産の価額を加えた額から債務の全額を控除して、これを算定する。

2  条件付きの権利又は存続期間の不確定な権利は、家庭裁判所が選任した鑑定人の評価に従って、その価格を定める。

第千三十条  贈与は、相続開始前の一年間にしたものに限り、前条の規定によりその価額を算入する。当事者双方が遺留分権利者に損害を加えることを知って贈与をしたときは、一年前の日より前にしたものについても、同様とする。

(遺贈又は贈与の減殺請求)

第千三十一条  遺留分権利者及びその承継人は、遺留分を保全するのに必要な限度で、遺贈及び前条に規定する贈与の減殺を請求することができる。

(条件付権利等の贈与又は遺贈の一部の減殺)

第千三十二条  条件付きの権利又は存続期間の不確定な権利を贈与又は遺贈の目的とした場合において、その贈与又は遺贈の一部を減殺すべきときは、遺留分権利者は、第千二十九条第二項の規定により定めた価格に従い、直ちにその残部の価額を受贈者又は受遺者に給付しなければならない。

(贈与と遺贈の減殺の順序)

第千三十三条  贈与は、遺贈を減殺した後でなければ、減殺することができない。

(遺贈の減殺の割合)

第千三十四条  遺贈は、その目的の価額の割合に応じて減殺する。ただし、遺言者がその遺言に別段の意思を表示したときは、その意思に従う。

(贈与の減殺の順序)

第千三十五条  贈与の減殺は、後の贈与から順次前の贈与に対してする。

(受贈者による果実の返還)

第千三十六条  受贈者は、その返還すべき財産のほか、減殺の請求があった日以後の果実を返還しなければならない。

(受贈者の無資力による損失の負担)

第千三十七条  減殺を受けるべき受贈者の無資力によって生じた損失は、遺留分権利者の負担に帰する。

(負担付贈与の減殺請求)

第千三十八条  負担付贈与は、その目的の価額から負担の価額を控除したものについて、その減殺を請求することができる。

(不相当な対価による有償行為)

第千三十九条  不相当な対価をもってした有償行為は、当事者双方が遺留分権利者に損害を加えることを知ってしたものに限り、これを贈与とみなす。この場合において、遺留分権利者がその減殺を請求するときは、その対価を償還しなければならない。

(受贈者が贈与の目的を譲渡した場合等)

第千四十条  減殺を受けるべき受贈者が贈与の目的を他人に譲り渡したときは、遺留分権利者にその価額を弁償しなければならない。ただし、譲受人が譲渡の時において遺留分権利者に損害を加えることを知っていたときは、遺留分権利者は、これに対しても減殺を請求することができる。

2  前項の規定は、受贈者が贈与の目的につき権利を設定した場合について準用する。

(遺留分権利者に対する価額による弁償)

第千四十一条  受贈者及び受遺者は、減殺を受けるべき限度において、贈与又は遺贈の目的の価額を遺留分権利者に弁償して返還の義務を免れることができる。

2  前項の規定は、前条第一項ただし書の場合について準用する。

(減殺請求権の期間の制限)

第千四十二条  減殺の請求権は、遺留分権利者が、相続の開始及び減殺すべき贈与又は遺贈があったことを知った時から一年間行使しないときは、時効によって消滅する。相続開始の時から十年を経過したときも、同様とする。

(遺留分の放棄)

第千四十三条  相続の開始前における遺留分の放棄は、家庭裁判所の許可を受けたときに限り、その効力を生ずる。

2  共同相続人の一人のした遺留分の放棄は、他の各共同相続人の遺留分に影響を及ぼさない。

(代襲相続及び相続分の規定の準用)

第千四十四条  第八百八十七条第二項及び第三項、第九百条、第九百一条、第九百三条並びに第九百四条の規定は、遺留分について準用する。

遺留分遺言Q&A

遺留分とは、

民法上、相続人が当然取得できるものとして

保障されている最少限度の財産をいいます

遺留分減殺請求

遺言によって遺留分を

侵害された法定相続人が、

遺留分減殺請求を行った場合には、

その部分についての

遺言の効力は失われます。

 

遺留分権利者

となることができる相続人は、

直系卑属、

直系尊属

配偶者に限られ、

兄弟姉妹には、

遺留分がありません。

遺留分の割合

①相続人が直系尊属だけである場合

……被相続人の財産の1/3

②相続人が直系卑属だけである場合、

……被相続人の財産の 1/2

配偶者だけである場合

……被相続人の財産の 1/2

(配偶者と兄弟姉妹の場合を含みます。)、

直系卑属と配偶者の場合

……被相続人の財産の 1/2

直系尊属と配偶者の場合

……被相続人の財産の 1/2

(各相続人の遺留分は

相続分に応じて算定されます。)

遺贈とは、

被相続人の遺言によって

その財産を移転することをいいます。

贈与者が亡くなることによって効力を生じる贈与

(死因贈与)については、

相続税法上、遺贈として取り扱われます。

2 包括遺贈と特定遺贈

遺贈には、包括遺贈と特定遺贈とがあります

死因贈与とは、

贈与者の死亡によって効力を生ずる贈与をいいます

相続税法では死因贈与も遺贈に含めて規定し、相続税が課税され

ます。

Q、相続人は、配偶者と兄弟になる予定ですが、遺言がある場合、兄弟は、遺留分の減殺請求はできますか?

遺留分権利者は、配偶者、子、直系尊属に限られています

兄弟姉妹は遺留分権利者ではありませんので

遺留分の減殺請求はできません。

したがって、子供さんがいない場合には、遺言書の作成が重要です。
遺言書がない場合には、兄弟の法定相続分が発生します。

 

Q、認知症でも遺言はできますか?

通常はケースバイケースであると思われますが

本人の遺言能力があれば、有効の場合もあると思われます。

被成年後見人の遺言が有効であるためには、

医師2人以上の立ち合いが必要です。

 

 

Q、相続人の中に認知症の人がいて、署名、印鑑を押してもらいましたが、遺産分割は有効でしょうか?

相続人が意思能力を欠く状態のまま、
遺産分割協議が進められた場合、通常、遺産分割協議は無効となると思われます。

家庭裁判所に

成年後見人、

保佐人、

補助人を

選任してもらい、遺産分割を行う必要があると思われます。